ホリデイ・トレッキング・クラブ

日本初!就業女性だけの調査データ
「働き女子1,000名白書」


2014.8〜2015.3

「就業」が女性の健康に与える影響を明らかにすることで早期予防を考えよう
「働き女子1,000名白書」完全版(P36)に関しては問い合わせフォームよりお問い合わせください。



女性の社会進出が社会福祉に与える影響 
 不妊症と低出生体重児を予防し、母子健康を高めることを目的としてラブテリ トーキョー&ニューヨークが過去に実施してきた若年女性(20〜30代)を対象とした共同研究により、心身のコンディション及び栄養状態にもっとも問題を抱えやすいのは働く女性であることがわかってきました。
 折しも国の成長戦略の一環として女性の活躍推進が盛り込まれたばかりでしたが、一方で中間管理職を対象に実施されたアンケート調査では女性管理職が管理職に就いて失ったものの2位と3位に「健康」と「食生活」を挙げています  女性の社会進出と同時進行で働く女性への健康支援を進めていかねば、仕事によって健康を損なう女性が増え、結果的に出生率のさらなる低下や医療費増幅により社会福祉が圧迫されることを危惧し、より詳細な働く女性の調査データを求めて本調査を実施いたしました。こちらのページでは「働き女子1,000名白書」の抜粋版をご紹介します(完全版は取材及び協賛等を検討していただける場合のみお渡ししております)
※リクナビネクストによる調査

女性の社会進出や痩せ問題を助長する? 
 この度の「働き女子1,000名白書」において明らかになったことは、女性は働く時間が長くなるほど主に朝食の欠食率が上がり、摂取エネルギーと獲得栄養素が減少し、栄養失調になるリスクが高まるということです。就業時間を3郡に分け(32〜40時間:41〜60時間:61〜100時間/週)朝食欠食率との関係を比較してみると、「ほぼ毎日食べる」という回答層が71%⇒62%⇒52%と低下していき、30〜40時間群と61〜100時間群では約20%も欠食率が上がってしまいます。主な理由として寄せられたのは「1分1秒でも長く寝ていたい」「残業で夕食の時間が遅いので朝お腹が空いていない」という声でした。
 結果として働く女性の朝食欠食率は約4割と高く、300〜500kcal相当の食事が抜けることで推定摂取エネルギーは1,479kcalと糖尿病の食事制限を下回る結果となりました。また、長時間のデスクワークから活動量レベルはⅠが最多となっており、睡眠不足は最多回答が5〜6時間と世界でもっとも睡眠時間が短いことが明らかになりました。本調査から、働く女性は栄養不足•運動不足•睡眠不足の三重苦に陥りがちであり、痩せ率は国民健康•栄養調査と比較して有意に高くなるという結果になりました。

就業時間が女性の食生活に与える影響 
 働く時間が長くなるほど朝食欠食率が高まり、とくに60時間/週を超えると顕著に摂取エネルギーが低下していくことが明らかになりました。主食がエネルギーに比例して低下し、たんぱく質の不足も約9割に達することから、肉や魚に含まれる鉄分•亜鉛•ビタミンD•カルシウム他が働く時間が長くなるほど不足する結果となりました。
 一方、就業時間に比例して増加したのが「お酒」「焼き肉」「揚げ物」「ハンバーグ」であり、アルコールと脂質は就業時間に比例して増えるという興味深い結果となりました。また、カロリーはあっても栄養面での期待ができないエンプティカロリーと呼ばれる食品(お酒や菓子類)の摂取率は推定摂取エネルギーの約15%に相当し、ますます微量栄養素(ビタミン•ミネラル)の不足が危惧される結果になっています。慢性的な運動不足•睡眠不足に加え、三大栄養素と微量栄養素のアンバランスは体脂肪の増加に繋がり、様々な不定愁訴を招く可能性が高くなってしまいます。

栄養•運動•睡眠の3大不足と生産性の課題 
 「働き女子1,000名白書」において、お悩みランキングは1位肩こり、2位冷え性、3位むくみ、4位疲れ、5位肌荒れ、同率6位が頭痛•精神的アップダウン•便秘、9位頭痛、10位風邪を引きやすい、11位が不眠、12位がその他となりました。このうち、食と栄養状態との関連性が見つからなかったのは肩こりと腰痛であり、主にデスクワークにおける一定姿勢の長さや運動•入浴不足による血流障害と推測されます。
 頭痛や感染症はプレゼンティーズムの代表格ですが、肩こりと腰痛以外に関しては体型•生活習慣•栄養状態との因果関係が明らかとなり、痩せがその温床となるため、生産性を確保するために女性社員への早期啓発が重要になります。これらの不定愁訴の背景には貧血、甲状腺機能異常•PMS(月経前症候群)などが疑われ、前傾姿勢により胃腸を圧迫しやすい長時間のデスクワークと労働によるストレスは消化器官への負担を強め、逆流性食道炎や栄養障害性脂肪肝などを引き起こすリスクが高まることが予測されます。とくに、甲状腺機能異常に関しては長期間の服薬や手術を要し、流産•早産•産後うつのリスクを高めるため、早期啓発及び早期健診が重要になります。
 

       

情報と食物へのアクセスの改善•向上を 
 妊娠適齢期である女性たちが自分の体格(BMI•体脂肪)との関連について「知らなかった」という回答が約6割であり、半年以内•1年以内に妊娠を希望する女性の約3割がBMI19未満であったことには衝撃を受けました。妊娠前にBMI18.5を下回っている女性たちは低出生体重児を生むリスクが高くなり、低出生体重児は将来的に生活習慣病を発症するリスクが高いことが国内外の研究によって明らかになっています。
 一方で、カウンセラーにより健康•妊娠•出産を考えた上で理想体型を示されると「理想ゾーンにもっていこうと意識し始めた」という回答率は97%と高く、とくに力を入れて指導した食事指導の結果では「食生活で意識が変化した」は99.7%の結果となりました。





また、2度目の参加を希望する人もほぼ100%となりました。本調査結果により、女性が仕事をしながら自己管理をしていく上で必要となる健康•食•妊娠•出産の基礎知識の提供が十分でなく、適正値を知らないことによって痩せが増加し、健康被害が増大しているという印象を受けました。

今後の課題としては国と同じく「情報」と「食物」へのアクセスの改善•向上が急務であり、ラブテリ トーキョー&ニューヨークでは〝測る•知る•学ぶ〟機会の積極的な提供及び、さらなる追跡調査(世帯収入•詳細な職種など)を実施していく準備を進めています。

すでに、働く女性へのソリューション提供として丸の内での朝食提供や医療連携を進めており、また、「札幌保健室」開催を皮切りに全国展開を検討しています。9月30日に発売となった「細川モモの美人食堂」(主婦の友社)も「働き女子1,000名白書」によって働く女性は調理技術を有する食材の摂取頻度が乏しく(野菜•肉•魚)、作りおきや食材の保存法などの知識がないという意見を受けて出版された①簡単②美味しい③栄養たっぷりのレシピ本となっております。

It's New!!「細川モモの美人食堂」 主婦の友社

まるのうち保健室から誕生した「働き女子1,000名白書」によって、働く女性は調理時間の確保が難しいことや料理へのハードルを高いと感じていて、とくに調理技術を要する食材(野菜•肉•魚など)の摂取頻度が全国平均よりも低いという結果に。結果として栄養が偏りがちで心身の不調を抱えやすく、1,000名調査では疲れや冷え性、肌荒れに悩んでいる人たちの食生活や体型との因果関係が明らかに。お悩み対策になにを食べればよいのか、レシピだけでなくミニコラムが充実したLuvtelli Tokyo&NewYorkのレシピ本が誕生!知識から実践までを幅広くサポートします。

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